電力とガスの小売り全面自由化について、経済産業省電力・ガス取引監視委員会が市民向けにセミナーを開いています。
電力とガスの小売り全面自由化について知ってもらおうと、経済産業省電力・ガス取引監視委員会が市民向けのセミナーを開催した模様です。セミナーでは、昨年4月の家庭向け電力自由化後も契約先の切り替えが進んでいない現状に触れられたようで、「電力会社を変えると停電したり、停電した時に後回しにされたり、電気の質が変わったりとするといった誤解が多い」と解説されたようです。また、「多くの人が安い電力を選べば市場も変わり、消費行動を起こすことが望ましい」とも解説しています。このような誤解を招く情報は一体誰が何の目的で流しているのでしょうか。せっかく市民にとって賢く電気を購入できるのに、間違った情報で恩恵が受け入れられていないのです。
イギリスでの電力自由化について
海外ではイギリスは電力自由化の先駆けです。全面的な自由化は1999年に始まり、イギリスの規制当局であるOfgem(Office of Gas and Electricity Markets=電力・ガス市場局)の調査レポート「Retail Market Review 2015Survey Report prepared for Ofgem」によれば、イギリスでは約40%のユーザーが、2015年現在までに電力会社の切り替えを行っています。半数近くの人が、契約会社の切り替えは当然だと認識したようですね。この内の7割以上の方が、「電気料金が安くなるから」という理由で契約会社を乗り換えました。その間競争は繰り返し有ったと思うのですが、日本のように誤解を招くような情報はありませんでした。
同じ電気を買うなら賢く電気を買いましょう。
誤った情報は購買促進を阻害するばかりか、ユーザー様の不安を増長してしまいます。誰しも「電気を安くしたい」と思っているはずです。ですから、電力自由化によって少しでも安くそして節約して購入ができ、今までと変わりなく安心して利用できるご提案をさせてください。ご不明な点は、三重県伊勢市の株式会社ハイアップまでお問い合わせを賜りますようよろしくお願い申し上げます。