株式会社ハイアップは「脱炭素チャレンジカップ2022」にエントリーさせていただきました。
脱炭素化とは、世界全体で取り組む気候変動対策です。「パリ協定」では、世界平均気温の上昇を、 産業化以前を基準に2 ℃より十分低く、できれば1.5 ℃未満に抑える目標が決定しております。
1.5 ℃未満を目指すには、世界全体の CO2排出量を2050年頃までに実質ゼロ（排出と吸収の差し引きでゼロ）、つまり、カーボンニュートラルにする必要があります。カーボンニュートラル社会の実現のためには、エネルギー、交通、農業、都市といった社会の仕組みを大きく変える必要があります。
そこで、株式会社ハイアップが進める「生ごみ・廃プラを炭に!!脱炭素社会と循環型社会の実現」プロジェクトが、三重県地球温暖化防止活動推進センター様からの推薦を受けてエントリーさせて頂くことになりました。
詳細は、団体エントリー内容を見て頂ければと思いますが、簡単にご説明致します。
四日市市にある「北勢公設市場」より出る生ごみは、現在も、産廃業者に運搬され焼却処分されており、その運搬時や焼却時に多くのCO2を排出しています。
このプロジェクトでは、市場内で生ごみや廃プラスチックを「炭化」（電熱のためCO2は一切排出しない）にすることで、運搬と焼却によって排出していたCO2をゼロにすることが可能です。
更に、その炭化された「炭」を木質バイオマス発電の助燃材として利用することが可能で、生ごみや廃プラスチックが資源として生まれ変わるといった特徴を持ちます。
「脱炭素チャレンジカップ2022」は、令和4年2月15日に最終プレゼンテーションとして東京で開催されます。
いくつかの部門賞が設けられているようですが、グランプリは、なんと「環境大臣賞」です。環境大臣より表彰なんてワクワクものですよね。
せっかく「三重県地球温暖化防止活動推進センター」様からの推薦にもお応えするべく、是非とも受賞したいと思っています。
