◆ これからの時代の太陽光発電は、売電よりも自家消費がお得になります!
理由の1つは、
FIT(固定価格買取制度)の固定買取価格が、年々さがっていることです。
2019年のFIT買取価格は24円でしたが、来年2020年のFIT買取価格は20円になるかもしれません。
(ブログを書いている現時点では、未発表で色々な推測があります)
ということは、これからは『太陽光発電は、売電より自家消費する方がお得な時代』に変わります。
自家消費型の太陽光発電が増えている理由を詳しくみてゆきましょう!
◆ 売電の価格が低下、電気代は年々上昇!
太陽光発電で作った電力は、売電価格が自宅で使う電気の単価(電力会社から買っている電気の単価)より高ければ売ったほうがお得です。
ですが、電力会社から買っている電気の単価より、
売電価格の方が安いなら、自宅で消費する方がメリットがあります。
FIT制度が始まった2012年時点では、
住宅用10kW未満の太陽光発電の売電価格は1kWhあたり42円でした。
翌年は38円に下がり、2019年時点では24円(出力制御対応機器設置義務ありは26円)まで下落しています。
これまでは、買電価格(電力会社から買っている電気の単価)より売電価格の方が高いため、電力は売った方がお得でした。
FIT制度が終わる10年目以降の売電価格は1kWhあたり8円~11円になります。売電収入が大幅に下がってしまうため 「売電で収入を得るより、自宅で消費して電気代を削減する方がお得」になってきます。
◆ 電気代は、年々あがると予想されている!?
昨今、電気代が年々あがるとのニュースを耳にすることがあるかと思います。
電気代が上がれば上がるほど(買電価格が高くなるほど)、
太陽光発電は自家消費がお得になります。
電気代は、今後も高騰する可能性が高いといわれるその理由は3つあります。
① 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)が値上がりする。
企業や家庭が、太陽光発電システムや風力発電などの再生可能エネルギーで発電した電力は、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が法律で定めています。
買取価格の一部は、電力会社から買っている電気の料金に上乗せされる形で、再エネ賦課金として電気を利用するすべての人が支払わなければなりません。
再生可能エネルギーを作る太陽光発電システムなどを設置し、
作った電気を自宅で消費する場合は、この再エネ賦課金がかかりません。
(再生可能エネルギーを作るシステムを持たない人は、否応なくこの再エネ賦課金を払わなければならず、システムを持つ方に比べ家計への負担が大きい)
再エネ賦課金は、2017年度で1kWhあたり2.64円、
2018年度で2.90円、2019年で2.95円となっています。
FIT制度による再生可能エネルギー発電が増えるほど、再エネ賦課金は値上がりしてゆきます。
② 燃料費の高騰
電気料金の請求書をご覧ください。
燃料費調整単価という記載があります。
これは発電燃料の輸入価格によって変動します。
燃料費が下がれば電気料金も下がりますが、
財務省のデータでは燃料の輸入価格は2016年から上昇が続いており、
今後も高騰する見通しです。
③ 廃炉費用の負担
なんで我々が負担するの?
東電の資産は、保留されたままなのに!? 本来、民間企業なら責任を問われて倒産しているわ!と個人的には納得のゆかない負担です。
経済産業省は、すべての電気利用者に原発の廃炉費用を負担してもらう方針を固めました。
廃炉が長期化すれば費用がかさみ、電気料金のさらなる上昇が予測されます。
以上の理由からみても電力会社から購入する電力は、
常に価格が変動し、年々、価格が上昇することが予測されます。
ですが、太陽光発電による自家消費を実施することで、
電力会社から購入する電気量を減らせるため、電気代の削減が確実にできます。
このように今後は、売電収入が大幅に下がってしまうため
「自宅で消費して電気代を削減する方が、売電で収入を得るよりもお得」になってきます。
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※2019年11月8日のブログをご参照ください※
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