日本では電気が送られてきて「当たり前」・・・でもグローバルな視点で見た場合
電力は毎日の生活に欠くことのできないライフラインの一つであります。最近では災害に見舞われることの多い日本ではライフラインの確保は深刻な課題の一つと言えます。仮に、ある日突然電気が使えなくなったら、たびたび停電が起きたとしたら我々の生活は大きな影響を受けることになってしまいます。日本では頻繁に停電を引き起こすことは少ないのですが、グローバルな視点で見た場合、電力事情もかなり異なっている国も多くあります。日本では「スイッチを入れればすぐ電気が点く」「しかも安定的に」あたりまえのことのようですが、この「当たり前」という状況でライフラインを持てる国はそう多くはないようです。まずアジアでの停電が多い国では、インド、タイ、ベトナム、フィリピンが多いようです。アジアの中で停電の少ない国と言えば、日本、シンガポールが該当します。日本は悪天候の時や災害が発生したなどの事情がない限り、めったなことで停電はしないと感じておられると思います。これが電気はあって「当たり前」という日常の生活習慣となっているのでしょうね。このようにアジアの諸国では頻繁に停電が起き、アジア以外ではアフリカやアメリカやカナダでも意外と停電が多いようですね。
停電が多い国と少ない国の事情の違いって何
根本的な原因としては、気候風土の違いが大きいでしょうね。停電の多い国では、大型の台風であるサイクロンやハリケーンなどの、気候風土によるものが原因になっていると言えます。停電の多いアジアの各国は亜熱帯気候で、突然のスコールやサイクロンなど、「低気圧」や「台風」に値する荒天が多くみられ、それが送電に大きな影響を与えているので、停電が頻繁に起こっているようです。また、特にアメリカでは海岸沿いに位置するカリフォルニア州の停電が多いとも言われています。次は、インフラの整備環境の事情によるものが挙げられます。アジアのタイやベトナムでは、そもそもベースとなる送電システムに問題を抱えているようで、需要量に比べて供給量が追い付いていないなど、インフラ設備の環境が整っていないことが挙げられます。日本では、このようなインフラの不備によって停電を引き起こすことはほぼ無く、本当にありがたいことだと感謝、感謝ですね。但し、日本でも夏場など一部の地域では、計画停電が行われていていたりしますが、決して安定しない送電事情からすると、日本は大変恵まれた環境で電気を受け取れている国だと思います。
新電力から電気を購入しても電気は安心して安定的にご利用いただけます
このようにグローバルな視点で見た場合、さまざまな電力事情をご理解いただけたと思います。日本が安心して電力が受け取れるようになった背景には、苦難を乗り越え電力供給に携わってこられた、先達の方々のお蔭であると深く感謝しなければなりせんね。このように安心して電気を利用できる仕組みがある中、電力自由化がスタートしました。まだまだ、新電力に乗り換えた場合停電リスクが高まるなど、ご心配に思ってみえる方々もいらっしゃるようです。新電力に切り替えて電気料金は下がるが、「安定的に供給されるの」と言った不安をお持ちの方々ご心配には及びません。安価であっても安心で安全な電力、つまり、「スイッチを入れればすぐ電気が点く」といった「当たり前」を実感いただけますので、安くて安心であります新電力への乗り換えをお勧めいたします。