◆ 電力が自由化されて、
『電力会社を選べる』ようになりました(^^)/
Q:電力自由化とは、どうゆうことですか?
A:自分で電力会社を選べます。
2016年の4月までは地域で決められていた電力会社としか契約できなかった電気ですが、
今は選択肢が増え、自分で電力会社を選べる時代になりました。
「電力会社を自由に選べる」と、
・自分にとって一番お得な電気料金メニューを提供している電力会社を選んだり、
・再生可能エネルギー100%の電気を提供している電力会社を選ぶことが地球に優しい行為に繋がったり、
自ら考え、選ぶということが自由にできます。
◆ 新しい会社と契約しても、今まで通りに使えるの? 停電が増えたりしないの?
今まで通り使えます! 停電は、増えません。
現状より停電しやすくなったり、電気が不安定になるということはありません。
どの電力会社の電気も、いままでと同じ送電網(皆様が目にする電線や電柱など)を使って、
A社の火力発電による電気もP社の太陽光発電による電気も地熱発電でできた電気も、
色々なところで生まれた電気が混ざった状態で、皆様の元に届きます。
電力会社毎に送電網を作っていたら、家の周りは電線だらけで景観はぐちゃぐちゃになりますし、
設備に費用がかかってお得に提供することは難しくなるため、どの電力会社の電気も同じ送電網を使っています。
このため、電力会社やプランによって受け取る電気の品質が違うということはありません。
電線や電柱の故障対応についても、これらは送電会社がすべて担うことになっていますので、
「契約した会社によって災害時などの停電時の対応が違う」ということはありません。
発電所から家庭や施設へ電気を届ける送電線・配電線などを管理する「送配電部門」は、国の監視下にあるため、どの電力会社と契約しても災害が起きた際に不利になる事はなく、すべての利用者に対して電気の復旧対応は同じように行われます。
◆契約している電力会社が倒産や撤退をした場合、電気は停まるの?!
停電は、起きません。
契約している会社が 倒産・撤退しても、地域の電力会社(中電や関電など)が代わりに、一定期間は契約者に電気を供給することが国の施策により義務付けられています。
「一定期間は」大手電力会社が代わりに供給してくれるので停電しませんが、あくまでも緊急的な対応です。
電気の「停止日」については、前もって通知があり、その期限を過ぎると電気が止まります。
ですので、できるだけ早く電力会社を選び契約し直す必要があります。
倒産を知ったら数日中に行動することをお勧めします。
契約する際は、「供給地点特定番号」という22桁の数字と、現在契約している電力会社の「お客様番号」が必要になります。
電力自由化により、自分にあった電気を選べるようになりましたが、
これまで通り電気を安全に安定的に使うことができます。
試算をしてみると、嬉しい発見があるかもしれません。
同じ使う電気なら納得ゆくプランでご利用いただければと思います。